成長させるために芝刈りを行う意味

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芝生をこまめに刈るメリット

芝刈りの道具

芝生を育てるという過程において、芝を刈ることは、ただ単に芝生が伸びたから刈ると言う意味だけではありません。

 

芝刈りは、健康な芝生にする為に必要な作業で、綺麗な芝生を育てる為や病気と害虫から芝生を守る為に必要なことです。

その為にこまめに芝刈りをしなくてはなりません。

また、芝生は、上に上に伸びようとする植物です。

刈ることにより、芝生は横に横に伸びようとしていきます。横に伸びることで、密度が濃い芝生になり、雑草が生えにくくなる効果もあります。

 

ただ、僕的には、長くなって青々しくなった芝生も個人的に好きですが、これでは、芝生を育てる為の手入れにはなりません。

 

芝刈りとは、エアレーション、目土、草取り、肥料の中でも、もっとも身近で手入れとしては大事な作業です。

ここでは、芝生の正しい刈り方についてご紹介して行きたいと思います。

芝生を刈る周期

  • 芝生を刈る周期は、どの位の間隔で行うのが良いのでしょうか?

 

芝生は(高麗芝の場合)4月から10月までが成長期です。この期間が芝生を刈る時期になります。

特に7月から9月までの間は、毎週のように刈りこむつもりでいいぐらいです。月に3、4回は芝生を刈ります。

 

とは言っても、毎週のように時間を作って刈ることは難しいと思います。

周期を守ることは、芝生を健康で綺麗に育てる為に必要な回数です。出来ないからと言って芝生がダメになって枯れる訳ではありません。

芝生を綺麗に育てる為に刈りこむ周期があると思って下さい。


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芝生を刈る為に気を付ける事

芝生の軸刈り施工例

芝生を刈ることで注意することは、軸刈りをしないことです。軸刈りをすると上の写真のように一部だけ枯れてしまいます。

  • ところで、一体軸刈とは何なのでしょう?

芝生の根元に近い部分を生長点と言いますが、本来その生長点の上を刈るのが基本です。

反対に根元近い部分の生長点まで刈りこんでしまうことを軸刈りと言います。

このような刈り方をすると芝生が枯れる原因になってしまいますので、面倒だからと言って深くまで刈りこみしないよう注意し下さい。

 

また、伸び伸びになってしてしまった芝生を刈る時にも注意が必要です。

このような状態になった場合は、一気にザックっと短く芝生を刈るのはNGです。

 

伸びてしまった芝生は、生長点が、通常より高い位置に変わっています。その為、いつもと同様に芝生を刈ってしまうと生長点を切ってしまい軸刈りになります。

このような場合の対応は、いつもより浅めに刈るようにして下さい。そして、週をまたいで、少しずつ芝生の下を刈るようにし行き、生長点を通常の位置に戻すようにして行きます。

後は、元の周期に戻すだけです。

芝生の刈り方

機械や道具を使って芝刈りを行う

芝刈り方法

  • さて、自分の庭の芝生を刈るには、どのようにして刈りますか?

一般的には機械で刈ります。

機械の種類も色々ありますから自分のお庭の面積や形に合わせて機械を選ぶと良いでしょう。芝刈り機の種類については、こちらのページを参考にして下さい。

芝刈り機のおすすめと種類について

 

因みに僕が愛用している機械は、ロータリー式の草刈り機です。良い点は、刈るスピードが速いことと狭いところでも刈ることが出来るので気にっております。

ローラー式の刃の回転は、時計回りに回ります。この手のタイプは、芝生の平面に刃を平行にして、回転させながら右から左へ機械を動かして刈って行きます。

この機械は、高さを一定に保つガイドがないので、油断すると軸刈をしてしまうので注意して下さい。

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境界線のエッジ処理方法

エッジの処理方法

お庭の大部分の面積を刈った後は、仕上げで境界線の処理をします。

お庭が綺麗に見える秘訣は、境界線の芝生のエッジ処理をきちんとすることにより見栄えが良く見えることができます。

境界線は、花壇だったりコンクリートだったりと機械で処理出来ないようなところが多いでしょう。そんな時は、ハサミで残っている芝生をチョキチョキと処理していきます。

また、機械を使うのであればバリカン型の機械を使うと綺麗に処理できます。使用してみて下さい。

最後の掃除はサッチ処理

芝生のサッチ処理

芝刈りが終わったら、最後は刈りかすのサッチを熊手の道具を使って集めます。

たいしたサッチの量はないと思っていても、集めてみると結構な量になります。また、芝生の目と目の間にサッチが蓄積してることもありますのでしっかりとって処理して置きましょう。

芝刈りのまとめ

綺麗な芝生を作る為に必要なことは以下のことです。

  1. 周期を守り芝刈りをすること
  2. 軸刈りをしないこと
  3. エッジの処理をすること
  4. サッチの処理をすること

以上のことを守り芝生を刈りながら育てて行きましょう。

手入の芝刈り



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