パンジーとビオラを花壇で育てる手順

パンジーの育て方

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一年草の代表的な種類だと、春だとサルビア、夏だとケイトウ、冬はなんと言ってもパンジーやビオラだと思っています。

ここでは、冬から春までの主役パンジーとビオラのご紹介です。

 

まずパンジーとビオラの違いとは何なんででしょうか?

大きな違いは無いのですが、区別するなら花の大きいのがパンジーで小さいのがビオラと言ったところです。

どちらを選ぶのが良いのか迷うのであれば、お店に行った時に自分が好きな方を購入することが良いと思いますよ。

 

特徴は丈夫で手間がかかないことと、苗のコストもとても安く購入できます。

使い勝手もプランターで寄せ植えで育てたり、我が家のように地植えの花壇で楽しんだりと使い方色々です。

また、冬の寒さには強いのですが、夏の暑さに弱いため春が終わる頃には枯れてしまいます。

 

そんな冬から春にかけて育つ初心者向けのパンジーとビオラの育て方についてご紹介いたします。


 

イングリッシュガーデンの花壇の育てかた

→多年草と一年草でデザインするイングリッシュガーデン風の花壇の作り方はこちら

パンジーを育てる年間スケジュール表

パンジーを育てる年間スケジュール表

パンジーを育てる年間スケジュールは、表のような工程になります。

寄せ植えであっても地植えであっても植える時期は変わりません。

お手入も開花後の花がらをつみとりくらいです。

沢山の花を咲かせたいのであれば育てる場所が、非常に大事になります。

 

植える場所と植える時期

パンジーとビオラの植える時期

パンジーとビオラの植える時期は、秋から冬に行います。

種から育てるには、もう少し早い時期に行いますが、苗から植えるのが一般的だと思います。

花屋さんやホームセンター等で店頭に並び始ったら植え時期です。

因みに苗の相場は、80円か~100円位ので売られてるのが相場です。

中には、200円位の苗もあります。流石に値段がはるだけあって、大きく育つ速度や花付が違います。

安い苗と高い苗を一緒に購入して、育ち方を比べてみるのもいいと思います。

パンジーを植える場所と用土について

土の作り方

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パンジーとビオラが育つ場所と用土のついては以下の通りです。

①日当たりが良い場所

②水はけが良い事

日陰でも育たなくはないですが、日陰だと苗自体が大きく育たないことや花も多く咲きません。

これは、地植えでもプランターでも同じことです。

用土は、水はけが悪い花壇であれば赤玉土と腐葉土と地植えの土を混ぜて水はけを良くしておきましょう。

プランターでは、腐葉土と赤玉土を混ぜて土を混合します。

寄せ植えにしても花壇にしても良く育てる為には水はけが重要です。

パンジーの植え方

パンジーの植え方

苗の植え方の手順は以下の通りです。

①ポットから苗を出す

②苗の底の根を崩し根をほぐす

③ポットで固まったいる全体の根をほぐす

苗を植える間隔は20cm位離して植えこみます。

冬の時期は大きく成長しませんが、春先にかけて思っている以上に大きくなります。

間隔が狭いと成長の邪魔をしますし、重なると風通しが悪くなり害虫等のすみかになるので間隔をあけて植えましょう。

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パンジーの開花と時期

プランターでのパンジーの開花

開花時期は冬から春までです。

本番は春先ですが、非常に長く花が咲きます。

花壇で脇役にするか主役で中心にするか植える時から考えておくと尚綺麗な庭になりますよ。

 

手入の仕方と肥料

パンジーの肥料時期

植えこみ時には、肥料は行いません。

植えてから一か月後に肥料を行い開花後に追肥をして行きます。

目安として、月一回くらいで行えば花がどんどん咲いてきます。

パンジーの手入れ花がら摘みと切り戻し作業

花が咲いたら週1の間隔で、咲き終わった花がらを摘み取るか、又は、はさみを使って切り落としします。

花がらをそのままにすると種が出来てしまい、苗を弱らせてしまうので種が出来る前に花がらを摘み取っておくことが必要です。

 

もう一つの作業として切り戻しの作業があります。

時期的に何時ということはないのですが、1番パンジーとビオラが成長する時期は、3月の気温が上昇して来た時です。

間延びして来たなと感じる前に株の半分くらいで剪定しておきます。

切り戻しを行うことで苗がよみがえり、また多くの花を咲かせる為に行います。


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パンジーとビオラの害虫について

パンジーとビオラの害虫で被害が多いのはアブラムシです。

アブラムシは、新芽の栄養を吸い取ってしまい芽を枯らせます。また、アブラムシが発する液体が原因で、カビが発生しウィルス病が発症したりします。

対策として、オルトラン粒剤などで対応しましょう。

次に多いのは、ナメクジです。

パンジーが、大きく育ってくるとその葉の下の蒸れたところでナメクジが発生します。

切り戻しをしたりして、風通しを良くしたり、見つけたらナメクジを捕まえて除去しましょう。

 

パンジーとビオラの育て方のまとめ

冬に花を咲かしてくれるパンジーとビオラは、ガーデニングには必要である1年草の植物です。

春にかけて非常に多くの花を咲かせますので、満開時は『冬が終わったかなー』と思わせてくれる植物です。

今回我が家では、地植えの花壇で色々な植物と植え付けてみました。

きっとにぎやかな花壇になるだろうなーと春が楽しみです。

それでは、パンジーとビオラを育てる為のポイントのまとめです。

①日当たりが良いことと水はけが良い土で育てること

②肥料は月1度にあげるぐらい

③手入は花がらを切り戻し春前に一度切り戻しをする

以上がパンジーとビオラを上手く育てるポイントです。

 

夏になるなるまでには、苗ごと取り除き一度花壇やプランターを綺麗にして終わりにします。

次にパンジーの花を見る時は、また冬の時期ですね。

逆を言えばパンジーを植える時は冬が来たことを教えてくれるサインかも知れませんね。

以上がパンジーとビオラを育てる作業です。

どちらを育ててもきっと綺麗咲いてくれますのでチャレンジしてみて下さいね。

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