バラを上手に育てる為の害虫対策
バラを育てる中で、病気同様に被害を受けることが多いのが害虫によるものです。
バラは、植物の中でも害虫を引き付ける力にたけている植物だと思います。
バラを育てたいと思っている初心者は、害虫が嫌で育てるのを諦めている方も多いのではないでしょうか。
害虫の中でも。特にやっかいなのが毛虫です。
多くの毛虫が、バラに被害をあえ、そして人間的にも被害をあえます。
毛虫に刺されれば痛いですし、かゆくなるしと出来れば毛虫に会わずにバラを育てたいものです。
しか〜し!
残念ながらそんなことは言ってられません。
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であれば、出来る限り虫の種類を知り、害虫がバラにどのうような被害をあたえるのか知識をえていた方が対応しやすいです。
ここでは、僕のように害虫にやられ「朝になったら葉っぱひとつもない」などのないように、害虫の種類と対処方法についてお答えして行きます。
避けては通れないバラの害虫退治です。
早めの対策と対応して行き、健康で綺麗なバラを育てて行きましょう。
バラを枯らす害虫の種類と駆除方法
害虫アブラムシ
発生時期・・・春先の3月から4月と秋口9月から10月
発生部分・・・新芽やつぼみなどに発生します。まさかいないだろうと近づいてみるとアブラムシがびっしり葉っぱにくっついてます。
色が緑色で新芽にに似ているので、昨日は無くても今日はびっしりとかあるので常に注意が必要です。
害虫での被害・・・アブラムシは、新芽の栄養を吸い取ってしまい芽を枯らせます。また、アブラムシが発する液体が原因で、カビが発生しウィルス病が発症したりします。
駆除方法・・・アタックワンALバラ用、キンチョールで殺虫します。
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駆除方法に、えっ!キンチョール!?と思われた方もいるのではないでしょうか。
これが、なんとも便利な殺虫剤で、どんな害虫でも使用することが出来るので非常に便利です。
予防策・・・風通しをを良くすることに注意することや、バラの近くにラベンダーを植えておくと、アブラムシが近づかなくなります。
カミキリムシの幼虫テッポウムシ
発生時期・・・5月~9月
発生部分・・・成虫のカミキリムシが卵を産みつけてふかしてた幼虫がムシがテッポウ虫です。
幼虫は、バラの幹に中に住みつきます。
害虫での被害・・・幹内部を食べ荒らします。発見するポイントは、幹の周りが、オガクズが山のようになっていたら間違いなくテッポウムシの仕業です。
僕のテッポウムシの被害は、内部を食べられ外側の皮がボロボロにとれてしまう被害にあいました。この状態でほっておくと間違いなくバラは枯れてしまいます。
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駆除方法・・・カミキリムシ(テッポウムシ)専用殺虫材を使用します。テッポウムシの住処は、オガクズが出ている箇所の穴に住処としています。まず、その穴を見つけるところから始めます。その穴を見つけたら、殺虫剤をその穴に差して一気にスプレーします。
カメムシ
発生時期・・・春から秋口まで
発生部分・・・蕾や花びら
害虫での被害・・・開花時期に蕾に穴が空いていることがありませんか?
これは、カメムシの仕業です。これから開花する蕾を食い散らかします。
捕まえたり、潰したりすると非常に凄い悪臭を発します。
駆除方法・・・発見する時は、花びらに止まっていることが多いです。見つけしだいキンチョールで殺虫すると効果的です。
良く見かけるバラに群がる毛虫の種類
ゴマフリドクガ
発生時期・・・5月から6月
発生部分・・・葉っぱ部分
害虫での被害・・・幼虫時は、健康な春先の葉っぱを食べ散らかします。また、バラだけでなく、人がゴマフリドクガに触れると被れてしまいますので注意して下さい。
成虫になると毒蛾になりますが、バラに被害をあたえることはありません。
駆除方法・・・ベニカJスプレー、アタックワンALバラ用、キンチョールでの殺虫をします。
ヨトウムシ
発生時期・・・真夏の期間中
発生部分・・・葉っぱや枝部分
害虫での被害・・・バラの枝部分で良く発見されます。ただ、枝と同じ色で発見しずらく、葉っぱが最近減ったなーと感じたときには注意が必要です。恐らく、夜にムシャムシャ葉っぱを食いまくります。
発見が遅れてしまうと、朝起きたら葉っぱがなくなっていることがあります。数率が発生しているだけで、何時のまにかに本当に枝のみになってしまいます。
ここまで葉をシャクトリムシに食べられしまうとビックリするくらい虫の大きさが大きくなります。このような状態になる前に必ず駆除しましょう。
駆除方法・・・見つけにくいので、バラ全体にキンチョールを吹き付けておくとバタバタとシャクトリムシが落ちて来ます。居場所が分る時は、毛虫用の殺虫剤で駆除できます。
この写真は、ほっておいたら葉っぱが全く無くなってしまいました。
ようく見ても毛虫が見つからないので、最後の手段で、キンチョールを吹きかけたら何匹もシャクトリムシが落ちてきました!
食べるスピードも凄いですが、本当に枝と同化して見つけにくい虫です。
チュウレンバチ
発生時期・・・4月~11月
発生部分・・・幼虫は葉っぱ部分に付着し、成虫時には、茎にとまります。
害虫での被害・・・良くバラの茎に見うけられると思いますが、新芽の茎があっと言う間に傷もにされてしまっているものを見たことがないでしょうか?これがチュウレンバチの成虫の被害です。傷から茎は弱りバラを枯れせてしまいます。
そして、その茎の傷口に卵を産み付けます。幼虫になった毛虫は、葉っぱを食べつくし、茎も細くなり栄養を取り入れることが出来なくなってしまいバラを弱らせます。
駆除方法・・・ベニカJスプレー、キンチョールで殺虫します。食べられた葉と茎は切ってしまいましょう。
バラの害虫のまとめ
ここで紹介した害虫は、僕がバラを育てていて良く出くわす害虫さんです。
頑張って育てていたバラが一気に害虫にやられてしまいます。
バラを育て花を咲かせるには、害虫を寄せ付けない努力と発生した虫をどう駆除するかが大事です。
それでは、害虫の対策については以下の通りです。
①出来限りバラを観察しておくと
②予防として殺虫剤を散布しておくこと
③見つけたら直ぐに駆除すること
④キンチョールは何かと役に立つ
こんなことを守りつつ、健康的に育てる為に害虫を駆除して綺麗なバラを育てて行きましょう。
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