地植えで育てる肥料の時期
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地植えでも鉢植えでも、バラを育て沢山の花を咲かす為に欠かせないのが、栄養の基になる肥料です。
バラは植物の中でも肥料が大好きで、肥料が無くては絶対育たない植物です。
だからと言って、適当に与えとけば良いという訳でもありません。
また、肥料のやりすぎも肥料やけをおこして枯れてしまいます。
肥料の撒き方って結構分らないことがあって、きっとバラを育てようとしている方や、または今育ててる方は、こんな疑問をもっているのではないでしょうか?
- 肥料のやる時期はいつなの?
- 肥料の種類ってどれを使えばいいの?
- 肥料量はどのくらいやればいいの?
- 肥料ってどんなふうに撒けばいいの?
こんなことで迷っていることはないですか。
ここでは、このような疑問を解決できるよう、肥料を行う時期や種類そして撒き方についてご紹介いたします。
肥料を撒く時期とその理由について
バラの肥料で大事なのは、撒く時期です。
例えば、花が咲く前、咲き終わった後、そして、真冬を越す時などの節目節目で肥料を行います。
僕が行う肥料を撒くうえでのルールがあります。
それは、偶数月のみ肥料を行うことにしています。
偶数月にこだわる理由は以下のことからです。
①4月は、開花前
②6月は、開花終了(お礼肥)
③8月は、苗の成長の為
④10月は、追肥
⑤12月は、寒肥
⑥2月は、寒肥追肥
以上のスケジュールの理由で肥料を行ってます。
後もう一つ偶数にする理由があります。
笑ってしまいますが、肥料を行うのを忘れてしまうからです。
なんじゃそりゃ!
と思うかもしれませんが、意外にいつ行うのか忘れてしまうのもです。
それを防止するために偶数月に行っています。
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それから、過去の失敗談から。
肥料を行う時期と意味について理解をしていなく、まったく肥料を与えなかった過去の経験があります。
特に⑤番ので『寒肥』の、肥料を行わなかったことで、その翌年のバラは、花付きが悪くほとんど咲くことなく1年を終えてしまいました。
つくづく、花を沢山咲かせるには、肥料を行うことが大事なのだと実際に失敗して分かりました。
特に一期咲の場合は、1年に一度しか花は咲きません。
次に花を見るには、翌年まで待たなくてはなりません。
二度とこのような年にならにように、肥料を撒く意味をちゃんと理解して月々肥料を行っています。
皆さんも僕と同じような失敗をしないように時期を間違えず肥料を行いましょう。
肥料の種類
有機肥料と化学肥料の違いについて
肥料を選ぶには、有機肥料と化学肥料の2タイプがあります。どちらを使っていいか迷ったことはありませんか?
っていうより、僕は、考えたこともありませんでした。
また、色んな市販の肥料の種類があっても、どれを使っていいの迷ったことはありませんか?
僕はそうでした。
ではまず、有機肥料と化学肥料では、何が違うのからご説明いたします。
有機肥料の特徴
どのようなもの | 油かす、動物の糞類 |
---|---|
効果 | 即効性はないが徐々に効いて、その後、土壌を改善する作用を持つ |
使用する時期 | 8月、10月、12月、2月 |
化学肥料の特徴
どのようなもの | 化学的に合成した肥料 |
---|---|
効果 | 即効性がるがのちの土の栄養ならない |
使用する時期 | 4月、6月 |
化学肥料を、4月、6月に撒く理由は、バラは春になると新芽や蕾が活発化して行きます。
この時期は、即効性が高い肥料を撒くことで成長の手助けをします。
有機肥料は、花を咲かせ終えたお疲れのバラに、ゆっくり徐々に効く肥料へ変えることがいいからです。
月別とバラの状態によって化学肥料と有機肥料を使い分けます。
バラの肥料を購入する
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肥料のタイプがわかったところで、市販で購入する肥料についてのどれを購入すると良いのでしょうか?
まず、有機肥料の商品には、油かすをお奨めいたします。
油かすは、バラだけではない植物でも非常に重宝します。
油かすの種類は、粉末と固形の2種類があります。多少の違いがありますが、特に気にせずに購入して使用してかまいません。
そして、化学肥料のお奨めは、バラ専用の肥料を選択してます。
肥料のやり方
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ここまで肥料の種類について紹介いたしましたが、ここからは、いよいよ肥料のやり方についてです。
どの植物も同じですが、肥料をやり過ぎると肥料やけして枯らせてしまいます。
このようなことが無いようにきちんとやり方と肥料の量を与えて大きく育てて行きます。
肥料を撒く手順は以下の通りです。
①株元を中心に20㎝から30㎝の離れた場所に丸く円状に穴を掘る。
②掘った穴のところに肥料を入れる。
③肥料の上に土をかけるて元に戻す。
④たっぷり水をあげる。
こんな感じです。
ポイント1
①の穴を掘る時、ある程度根を切ることも必要です。
根を切ることで、生長を促します。ただ、夏場の時期はあまり切り過ぎないように注意して下さい。
生長する時期なのでバラを傷めることがあります。
ポイント2
②番の肥料をやり過ぎると成長どころか枯れてしまうので注意して下さい。
ポイント3
④は土に染みこませて栄養を与えるので、水で肥料を溶かすことが必要です。
肥料のやり方と時期についてのまとめ
ここまで、バラの肥料について説明をしてきましたが、僕の経験から肥料のやり方のポイントは3つです。
其の壱 肥料の時期を守ること
其の弐 肥料の種類を使い分けること
其の参 肥料過多に注意すること
これが、バラの肥料についてルールです。
以上のことを守り沢山の花を咲かせる為に、そして、大きなバラを育てる為、正しい肥料やりを行って行きましょう。
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