ガーデンニングで花壇つくり



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ガーデニングを始めた頃は、プランターで花を育てることが主流でした。

ある時、花を地植えにしてみたらどうだろうと思い、地植えにしてみると、意外に意外、思った以上に大きく綺麗に花が咲くので、これに合わせて僕の庭に

『レンガを使っておしゃれな花壇が欲しい!』

と思ったことが、DIYで花壇を作ってみようと思った動機です。

上の写真は、僕が造った花壇の出来上がりの写真です。始めて花壇を作ったわりに良く出来た!と思っていますが作る前までは

『セメントなんて使ったことないし、綺麗にレンガを積むことなんて出来るのかなー』

と心配ばかりでした。ただ、やってみると

『想像していたより簡単に出来るんだ』

と思い、そんな神経質に難しく考えてはいけないということでした。

多分、初心者だしどうやって花壇を作って良いのかわからないことで心配ごとが多いと思いますが、ここでは、そんな方の為に必要な道具から材料、そして積み上げまでレンガ花壇に関するDIYの施工事例をご紹介いたします。是非、参考になさって下さい。


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材料と道具の準備

レンガで作る花壇のイメージを考える

どんなイメージの花壇を想像するからスタートです。どの場所に、どの位の大きさで、どんな仕上がりをイメージするかを決めます。僕の場合は、初めての花壇を作りということもあり小さ目で、仕上がりをアンティークな手作り感ある洋風井戸を想像して作りだしました。

準備する道具と材料

レンガ

砂利

目地の厚さを均等にするために使う木材

ドライモルタル 25㎏/袋

スポンジ

バケツ

スコップ

水平器

ゴムハンマー

差金



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レンガ花壇の 基礎作り

仮でレンガを並べてみる

花壇の場所が決まれば、仮でレンガを積み上げてみます。

レンガの数が足りるのか、花壇のアール部に無理がなくレンガを積めるかなどを確認しておきます。

確認が出来たらレンガを積んだ場所の地面に下地の印の線をひいておきます。この線を基に基礎を作る作業をして行きますのでしっかり印をつけておきましょう。

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花壇を作る場所に穴を掘る

花壇つくりの基礎

花壇の基礎を作ります。先ほど地面に線を引いた印に沿って、スコップを使い穴を掘って行きます。

穴の深さは、溝の底に砂利を敷きその上にモルタルを入れますが、その厚さを考慮して1段目のレンガが地面より半分出るくらいの基礎の穴を掘ります。今回の花壇の基礎の深さは、約20cm位にしています。

掘った所に砂利を入れる

簡単レンガ花壇の基礎作りの設計図

掘った溝に砂利を敷きます。これがレンガ花壇の一番下の基礎になります。敷いた砂利は平らに敷いてそして砂利を転圧します。

レンガを積み上げる工程

レンガを水に浸しておく

レンガを積み上げる前に準備をしておくことがあります。それは、レンガを水の中に浸しておくことです。レンガを固定するためにモルタルを使用して積み上げますが、水に浸さずレンガを積み上げてしまうと、モルタルの水分がレンガに吸い取られてしまい、レンガとモルタルの密着が悪くなってしまいます。レンガ花壇を作る基本になりますので水で浸しておきましょう。

モルタル作り

基礎を作る材料ドライモルタル



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続いて、モルタル作りです。今回使用する材料は、ドライモルタルと言う物です。

僕がレンガ花壇作りで一番心配していた工程がモルタル作りです。始めてのことなので、モルタルを作るのって、砂を入れて砂利をいれて水入れて、何対何の比率で作るみたいなことで本当にこれで作れるのか?!と心配していました。

しかし、ドライモルタルは、そんな心配は一切ありませんでした。購入方法も簡単でホームセンターで買えます

ドライモルタルの作り方

作り方も非常に簡単です。写真の通りに作業を行います。

大きなバケツにドライモルタルを入れて水を加えます。それから水を加えスコップを使って練りこみます。硬さは、花壇の積み上げに使うモルタルであればちょっと硬めの粘位でOKです。

説明がざっくりしてるような気がしますが、そんな感じです(笑)凄く心配してどうしようと思っているより何回かモルタルを作ってくうちにコツがわかって行きます。


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レンガを積み上げる

基礎部分にスコップを使用してモルタルを砂利の上に敷いて行きます。その後、水に浸しておいたレンガをモルタルの上に設置して行きます。

設置する時は、ゴムハンマーを使い調整します。レンガを並べる時は、水平器を使いレンガと水平や傾きを直します。積み上げは、基礎部の1段目のレンガを1週させてしまいます。

レンガの目地をモルタルで埋める

1段目が終わったら目地埋めです。目地埋めは、コテを使って行います。目地専用のコテがある方は、そのコテを使用して下さい。僕は、その道具がない為、似たような道具で行いました。

目地のモルタルを詰めて行きます。目地の裏側を板材で抑えてから、モルタルを目地に入れています。

また、目地の中のモルタルが空洞にならないように、割り箸を使ってモルタルを押し込んで行きます。そして、はみ出したモルタルをコテで取り除き、目地を仕上げて行きます。綺麗に見えるコツは、レンガより目地部分が引っ込むように仕上げます。

ここからがポイント

無駄な目地のモルタルを取り除いたとしても目地の仕上がりはイマイチです。

そこで、使用するのがスポンジです。このスポンジは、家庭の食器洗いで使用済みになってしまったスポンジでOKです。

スポンジを水で濡らして、目地のモルタルをスポンジでなぞるように拭いていきます

2段目以降も積み上げて行く

1段目を終え次に2段目以降も同じように進めます。1段目の上にモルタルを載せ、そして、レンガを載せる。載せ終わったら目地を埋めてスポンジでモルタルを拭き取る。

そして2段目も終われば、3段目の積み上げに入ります。1段目が終わるころには、2段目は慣れて来てますので、スピードも速くなっていると思います。

 

以上でレンガ花壇の完成です。如何でしょうか?思った以上に簡単に出来ると思います。花壇が出来るとより一層庭がオシャレになる感じがします(笑)

ガーデンニングで花壇つくり


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