ガーデニングでカラーリーフを上手に利用するた
1:カラーリーフとは
カラーリーフは、花ではなく葉を鑑賞する植物です。葉の色合いが美しい植物や、斑入り葉の植物などがカラーリーフです。花は数日から数週間、長くても数か月の間しか楽しむことができませんが、カラーリーフは長い期間鑑賞することができます。
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2:ガーデニングに使われるカラーリーフの種類
・葉牡丹
キャベツの仲間で、ピンクやオレンジ、クリーム色など色合いの美しい葉を楽しめます。寒さに強く霜や雪にあたる場所でも育ちます。
・ストロマンテ
葉の表は斑入りの緑、葉裏は濃い赤。美しいコントラストを鑑賞できます。耐寒性はやや弱いので、鉢植えにして冬は屋内に取り込むと良いでしょう。
・コキタナバル
鮮やかな赤が美しい、トロピカルな印象のカラーリーフです。日当たりの良い場所を好み、夏の暑さに強く、晩秋まで屋外で育てることができます。冬は室内に取り込むと白い花を咲かせます。
・コキア
→カラーリーフで人気のコキアの育て方
別名ほうき草とも呼ばれます。こんもりとした明るいグリーンの樹形が可愛らしく、まとめて植えると見栄えが良いです。
秋には真っ赤に紅葉します。
1年草ですが、こぼれ種で勝手に増えてくれるので、植えつけしなくても翌年も楽しむことができます。
・ハゲイトウ
花を観賞するケイトウの近縁で、葉を観賞する植物です。緑色の葉が、夏になると黄色や赤に変わってきて、秋に鑑賞のピークを迎えます。熱帯植物なので、冬の寒さには弱い1年草です。
・ヒューケラ
カラーバリエーションが豊富なので、異なるカラーのヒューケラを組み合わせ、まとめて植えつけるのも面白いでしょう。花壇やコンテナの主役になります。日陰でも育ち、寒さにも比較的強い植物です。多年草で育て方はそれほど難しくありません。
・コリウス
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3:カラーリーフの育て方の基本
カラーリーフは葉を鑑賞する植物です。葉色の美しさを保つために、水やりや葉水などを欠かさないようにしましょう。また、栄養が足らないと葉の色合いがきれいに出ないことがあります。それぞれの植物に合った肥料を追肥しましょう。
4:ガーデニングにカラーリーフを使う目的
花の命は短いですが、葉を鑑賞するカラーリーフは長期にわたって楽しめます。また、葉色が変化していく植物は、季節ごとに違った色合いの変化を見ることができます。花がら摘みなどの面倒な作業が必要ないのもカラーリーフのメリットと言えるでしょう。色合いの異なるカラーリーフを数種類使って寄せ植えにするのも素敵です。
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