ガーデニングも完成図がなければまとまりません。庭には様々な種類があり、自分好みの庭を作るには好みに合った庭をイメージしながら作ります。

イメージだけよりはきちんと設計をした方がまとまった庭を作り事が出来ます。この設計することをガーデンデザインと言います。

まずは好みの庭を知ることが大切なので、庭のタイプをご紹介します。

 

イングリッシュガーデンの作り方

イングリッシュガーデンが好きな男です(笑)

バラが咲き誇り、レンガの花壇があって小さく柔らかそうな草花が生い茂るような庭が好きです。

でも、現実問題イングリッシュガーデンを本気で目指したら、うちのような猫の額ほどの狭い庭ではただの雑草地帯になってしまいます。

そこで、なんとなく英国風に見えるようにパネルを白にしてみたり、庭の一部にレンガを敷いたりしてイングリッシュガーデン風な庭にしました。

植える植物を選ぶことで本来のイングリッシュガーデンではないかもしれないけれど、自然味あふれる可愛らしい庭が出来上がります。

 

イングリッシュガーデンを作りたい

イングリッシュガーデンの作り方

 

和風な庭の作り方

和風な庭を作るには、小川や池などの日本風な自然を取り入れたり、松や竹などの和のイメージの植栽を植えるのがポイントです。

でも実際に庭に小川を作ったり竹林を作ろうと思うと大変なので、石や小石で川の雰囲気を出したり、竹を材料に使って垣根を作ったりします。

灯篭なども雰囲気が出ますね。

広い庭じゃなくても和の雰囲気を作るのは難しくありません。

イングリッシュガーデンなどと違って、きっちりとお手入れをしてある感じに仕上げてOKです。

 

和風な庭の作り方

和風な庭の作り方

 

ベランダガーデニングの作り方

マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいてもガーデニングを手軽に楽しめるのが、ベランダガーデニングです。

その名前の通り、ベランダをお庭にして草花やハーブ、野菜などを育てることです。

 

寄せ植えのデメリット

ベランダガーデニングの作り方


 


スポンサーリンク

ガーデンデザインの基本的な手順

好みの庭が決まったら、自分の家の庭もそのイメージに合うようにデザインのプランニングをしていきます。

一般的なデザインの流れを大まかにご紹介しますね。

 

花だけでなく全体を見る

お庭でガーデニングを始めるなら、好きな花を植えたいと思うことでしょう。

でも、まずは全体の印象を決めましょう。最初にグランドカバーを考えましょう。

お庭の小路沿いや敷石のすき間など、少しでもスペースがあれば、グランドカバーできます。

グランドカバーとは植物で地面を覆うことです。

地面をラグのように覆う植物をグランドカバープランツと呼びます。

グランドカバーとしてよく知られているのは芝生ですが、ほふく性の植物ならグランドカバーにできます。

グランドカバーをすれば、見栄えが良くなるだけでなく、雑草を生えにくく抑えてくれるメリットがあります。

アジュガ、クローバー、タイムなどはグランドカバーにおすすめです。

育てた芝生

グランドカバーの基本と育て方はこちらから

高低差を意識する

花壇を作る際には、平面で考えずに立体的に考えましょう。

手前には丈の短い植物を配置し、奥に行くに従って背の高い草花を植えるようにすると、お庭全体に奥行きが出ますし、すっきりと整って見えます。

また、お庭の角に背丈の高い種類の草花を植えて、横に広がるにしたがって徐々に背丈の低い植物を配置して、トライアングルのような形を作るのもいいでしょう。

イングリッシュガーデンのような花壇作り

→多年草と一年草でデザインするイングリッシュガーデン風の花壇の作り方

 

常緑樹や葉色のきれいな木に頼る

お庭のポイントになるシンボルツリーを植えるのもおすすめです。

都会では、落葉樹を植えると落ち葉が隣家の敷地に落ちたり、車道を汚してトラブルのもとになりかねません。落葉しない常緑樹を選びましょう。

美しいカラーリーフの木を選べば、お庭の象徴になるでしょう。

コニファーは、手入れが楽ですし、葉色の違うさまざまな品種が出ています。

斑入りアオキやオリーブもおすすめです。

スポンサーリンク

花期が長いものを選ぶ

花を植えるなら、開花期が長い品種の花を選ぶと手入れが楽です。

ゼラニウム、ペチュニア、パンジーやビオラ、マリーゴールド、デイジーなどは長い期間楽しめます。

また、忙しくてなかなかお庭の手入れができない方は、1年で終わってしまう1年草よりも、長く楽しめる多年草、または宿根草を選びましょう。

植えっぱなしにしても、翌年花を咲かせてくれる品種を選びましょう。

宿根草を育てる

ガーデニングに植える宿根草(多年草)のおすすめと育て方

ガーデンデザインのまとめ

お庭やベランダでガーデニングを始めるなら、まずは、どんなイメージにしたいのか、全体のまとめ方を考えてみましょう。

ナチュラルカントリーな雰囲気が好きなのか、和のテイストを入れたいのか、カラフルでポップな印象にまとめたいのか、目指す方向によって、選ぶ植物や配置の仕方が変わってきます。

雑誌やネットでお庭の実例集などを見て参考にしてみると良いでしょう。


スポンサーリンク



【ガーデニング】小学生でも解る!これから始める超初心者向けアドバイスのカテゴリーに戻る