一年間を花で飾る花壇のレイアウトと植え方

イングリッシュガーデンの花壇の育てかた

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イングリッシュガーデンの特徴は、ナチュラルに見せることですから、あまりキチキチとせず、不規則に草花を植えます。

また、草丈もあまり揃えず、丈の高い植物は奥へ、丈の低い植物は手前へ植えるようにし、奥行きを感じられるようにします。

ただ、これを自分の家の庭でやるとただの荒れ放題の庭に見えることがほとんどです(笑)

 

また、1年を通して、春、夏、秋、冬と植物の特徴を活かし、ナチュラルな花壇にするのは結構難しいです。


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ポイントは、植物の特徴をつかみ、最初にレイアウトをしておくことが大事になります。

多年草、一年草の組み合わせ、植物の背丈、植え替えのスペース、配色の組み合わせを考慮して植えて行きます。

 

初心者ながらも、悪戦苦闘した結果今の状態になっています。

ここでは、イングリッシュガーデン風の花壇の作り方について、初心者でもおしゃれに作れるということをご紹介して行きたいと思います。

 

一年間を考えて花壇のレイアウトを設計しよう

多年草(宿根草)と一年草の組み合わせ

花壇の作り方の多年草を使う



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目標として、手間のかからないイングリッシュガーデン風の花壇を目指しています。

言うなれば季節が来れば、勝手に生え変わることが理想です。

 

  • ではどうするか⁈

その一つが、多年草と一年草の組み合わせを上手く使い分けることです。

初心者の僕は、多年草と一年草の特徴も知らなかったことで、毎年、パンジー、ケイトウ、ペンタスなど一年草だけを植えて育てていました。

悪くはないのですが、一年草なので時期が来れば枯れてお終いです。

おすすめの一年草の種類と育て方はこちらから

 

これだとイングリッシュガーデン風にはなりません。

そこで大事なのが多年草の使い方です。

多年草は、上手に育てるとどんどん増えて行きますし、沢山の花も咲かせてくれます。

種類で言えば、チューリップ、ユリ、ラベンダー、ブルーセージ、ダリア、ジキタリスなど他にも沢山の品種があります。

ガーデニングに咲くおすすめの多年草と宿根草の種類はこちらから

 

だからと言って多年草だけでも上手く行きません。

どちらかに片寄るのではなく、多年草と一年草の特性を生かし、両方を上手にレイアウトすることが大切なのです。

それから、宿根草は、冬になると地表側だけ枯れてしまいます。

宿根草だけで花壇を作り上げないことも頭に入れておきましょう。

 

コツをつかめば、次々に植物が生え変わるような自然な仕上がりになって行きます。

多年草、宿根草、そして一年草を上手に植えて育てて行きましょう。


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植物の高低差を生かしてレイアウトする

花壇の作り方の配列とレイアウト

 

同じ背の高さの植物を植えると真っ平らでのっぺりした感じの花壇になってしまいます。

また、背の高い植物を前列に配置すると、裏側で咲いている植物が見えなく、せっかくの花が隠れてしまいます。

植物の特徴を知らないと、こんな状況になることが多々あります。

植物の背丈を調べ花壇の前後どちらに植えると良いか考えておく必要があります。

 

後方で育てる植物(1m〜2m)

例えば、ブルーセイジ、ユリ、ジキタリス、ベロニカなどは背の高い植物になります。

ユリの開花

地植えで花も咲かせて球根も育てる!ユリの育て方はこちらへ

 

中間に植える1m以下の植物

チューリップ、ラベンダー、シロタエギクなどを中間に植えます。

ラベンダーの開花

→地植えで育てる!ラベンダーの育て方はこちらへ

 

背の低い20cmから40cmの植物

ビオラ、ケイトウ、ダリア、チョコレートコスモス、クリスマスローズ、コリウスなどは背丈が低い為前列に配置します。

花壇作りのレイアアウトに一年草



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グランドカバーのような低い植物

ハツユキカヅラ、ツルニチソウ、ラミウムなどを最前列や端に植え込みます。

グランドカバーのツルニチソウ

 

購入する前には、植物の特色について調べておきましょう。

 

花や葉の色で花壇の植物をカラーコーディネートする

  • どんな花の色でレイアウトにすれば良いか?

基本的に自分の好きな色で集めることで良いと思います。

赤が好きな方は、赤のみの花を集めた花壇にしたり、カラフルな花が好きであれば、ピンク、黄色、ブルーなどを合わせてもいいと思います。

 

また、花が咲かない時期で色味がなくなる時期も出てきます。

そんな時は、葉の色で花壇の色味をコーディネイトするようにします。

カラーリーフを入れて葉の色で色味を配色します。

カラーリーフの基本と育て方はこちらから

 

また、葉の色でグランドカバーのようなハツユキカヅラ、ツルニチソウもアクセントを入れるとまとまりのある花壇になります。

また、葉が白いシルバーリーフなども使って行きます。

おすすめは、シロタエギクやニウムなどが育てやすく綺麗にまとまります。


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春夏秋冬で色を配色する

冬から春にかけての花壇

春先の主役はパンジー、ビオラ、チューリップがメインですね。

チューリップの開花

 

春から夏の花壇

春から夏にかけては、ラベンダー、ユリ、ルピナス、ベロニカ、ガーベラが次々に咲いて行きます。

イングリッシュガーデンの花壇の育てかた

 

夏から秋にかけての花壇

夏から秋にかけて、ケイトウ、コリウス、ダリア、ブルーセージが綺麗に咲きます。

カラーリーフの育て方の基本



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また、色々な種類の植物を植えずとも、同じ植物で色味をランダムに使って行くのも良いかと思います。

例えば、ジキタリスやユリなどは同じ形でもいろんな色の花があるので、植え育てるとおしゃれで華やかな花壇になります。

 

 

花壇の植物のメンテナンスと植え替え

花壇の土の入れ替え作業

理想はメンテナンスフリーです。

時期が来れば次々に植物が芽を出し花が咲き、枯れたら次の花が咲くと行ったのことを理想としています。

しかし、ある程度は出来ますが、やっぱりメンテナンスは必要です。

まずは、どのような作業が必要なのでしょう。

  1. 一年草の入れ替え
  2. 肥料入れ
  3. 土の入れ替え
  4. 花の摘み取り
  5. 切り戻し
  6. 背丈が高い植物の支柱立てる
  7. 草取り

こんなところでしょうか。

咲き終わった球根は、掘り起こしが必要ですし、多年草などはどんどん大きくなりますので、そのたびに切り戻す作業が必要です。

また、一年草も時期が終われば根っこごと処理します。

イングリッシュガーデンは自然な感じが持ち味なので、キッチリする必要はありません。

ですが、何にも手をかけないとただの荒れた庭になってしまいますので、最低限のメンテナンスをして行きましょう。

 

イングリッシュガーデン風の花壇作りのまとめについて

如何でしたか?

基本的な考え方は、好きな植物を植えて楽しく育てるということで良いと思います。

そして、今回の作業を一言でまとめると『特徴をつかむ』ことが大事です。

また、思った通りに植物が育つこともありますし、以外に考えてたことと違うことも実際にあります。

そういうこともあるので、ちょっとづつ修正しながら植え替えも必要です。

 

それでは、イングリッシュガーデン風の花壇作りのまとめです。

  • 一年草と多年草の組み合わせする
  • 背の高さを考え立体的にする
  • 色の組み合わせを考えておく
  • メンテナンスを考えてレイアウトする
  • 植物の特徴を調べておく

以上で初心者が作るイングリッシュガーデン風の花壇の作り方です。

植物の特徴を活かし自分なりのレイアウトで、おしゃれな花壇を作ってみては如何ですか。

 

イングリッシュガーデンの花壇の育てかた



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