お料理にも使えるハーブを育てる
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1:ハーブとは
ハーブは日本語では香りの草と書いて「香草」。その名の通り香りのよい植物です。スパイス、お茶、ポプリ、エッセンシャルオイルなど、食品、飲料、病気の予防や治療にまで使われる、私たちの生活に欠かせない植物です。
2:ガーデニングに使われるハーブの種類
・ミント
スペアミント、ペパーミント、アップルミントなど種類が豊富です。繁殖力が強いので、地植えにせずプランターや鉢に植えましょう。紅茶やミネラルウォーターに入れたり、虫よけとしても利用できます。育て方は簡単で、容易に増やせます。殺菌効果が高いので、バスタブに浮かべて入浴剤として使用するのも良いでしょう。
・ローズマリー
乾燥に強く丈夫です。挿木で簡単に増やすことができます。肉や魚料理に使えばワンランク上の味わいになります。大きく育つので、鉢植えにするときは、大きめの鉢で育てるとよいでしょう。
・バジル
香りがよく、イタリア料理によく合います。アブラムシなどの害虫がつきやすいので、目の細かいネットをかけて虫を防ぎましょう。
・ラベンダー
虫がつきにくく育てやすいハーブです。紫や青の花は香りがよくリラックス効果が高いので、たくさん収穫してポプリにしましょう。
・パクチー
コリアンダーや香菜(シャンツァイ)ともいいます。エスニック料理には定番のハーブです。耐寒性はあまり強くないので、ワラなどを敷いて冬越ししましょう。
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3:ハーブの育て方の基本
ハーブは基本的に生命力が強く、丈夫な植物です。
ハーブのほとんどは日当たりの良い場所を好みますが、チャービルなど一部のハーブは日陰でもよく育ちます。
乾燥を好むので、地植えの場合は水やりの必要はほとんどありません。
鉢植えやプランター栽培の場合は、完全に土が乾燥してから水やりしましょう。
4:ガーデニングにハーブを使う目的
ハーブは、葉、茎、花などを収穫してハーブティーに、肉料理や魚料理の香りづけに、サラダ、束ねてブーケガルニに…と用途はいろいろです。
手入れが楽ですし、ハーブは多年草が多く、植えっぱなしにできるので、ガーデニングをしたいけど時間がないという人にも向いています。
さらに、野菜と一緒に植えると、ハーブが虫を引き寄せてくれるので野菜に虫がつきにくくなるという、コンパニオンプランツの役割をしてくれます。
また、ハーブと野菜には相性の良いものがあり、たとえばオレガノとカボチャ、カモミールとキャベツ、バジルとトマトなどは、近くに植えると野菜の風味が良くなります。
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