芝生に大事なエアレーションの役目

芝生のエアレーション

エアレーションの役目とは何なのかしってますか?

野菜と花をで例えで話してみますが。

植える時、土をどのようにしてから植物を育てますか?

間違いなく土は、耕してから植えて育てるという答えになると思います。

では、何故土を耕すことがいいのか?

それは、土を耕すと通気性と通水性を与え土に酸素を与えるからです。

だから、野菜も花も健康に栄養をもらい良く育つのです。

 

では、芝生に置き換えるとどうなるか?

植える時は、土を耕して芝生を育てるまでは一緒です。

しかし、芝生の場合、一度育ててしまうともう二度と地面を耕すことができなくなってしまいます。それどころか、踏みつけたりすることで地面が硬く固まってしまい芝生は、成長しにくくなっていきます。

 

これを防ぐために行う作業が
『エアレーション』ということです。



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エアレーションを行うと芝生はどうなるの?

まず、エアレーションを行うには、専用の道具を使用して行います。

その道具を使い芝生の上から地面に小さな穴を断続的に開けて行きます。

穴ができたことで、土に酸素と水が行きとどくようになり、芝生に酸素と水を取り込みやすくなります。

また、その時に、芝生の根も切ることで根っこの再生する作用もあります。

エアレーションは、芝生の成長を進めてくれる大事な作業です。

芝生のエアレーションを行う作業手順

エアレーションに使用する道具を選ぶ

ローンスパイク

ローンスパイクとは、芝生の根を切る道具です。先端がホークのようなナイフの形をしています。

 ローンパンチ

ローンパンチとは、芝生の地面に穴を開ける道具です。先端がパイプのようになっていて地面に穴を開けます。



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エアレーションのやり方

 

エアレーションの作業方法

 

作業は、至って簡単です。硬い地面か芝生の成長が悪い場所を選びます。

紹介した道具を使い、芝生面に道具を垂直に立てます。

そして、一気に足で道具を踏み付けます。

それから、一定の間隔のスパンで前進し、踏みつけ動作を繰り返して芝生に穴を開けて行きます。

その時に使用した道具が、ローンパンチであれば、掘り上げた地面の土を回収します。開いた穴には、目土を入れて地面を補修します。

 

もう一つの道具で、ローンスパイクを使った場合は、ローンパンチと違い穴を開ける訳ではありません。芝生の根を切るだけですから、地面の補修はしなくてOKです。

僕は、ローンスパイクを使用しています。どちらが、良いのか?

すみません。僕には、違いは分りません(笑)

ただ、僕のような小さな庭の芝生の場合は、ローンスパイクで十分だと思います。ローンパンチは本格的な、ゴルフ場のような業務的な芝生に使用する時につかうと良いと思います。

芝生のエアレーションの時期

エアレーションを行う時期は、真夏を避けて行います。

何故、夏を避けるのか?

エアレーションの作業は、ある意味、芝生を生き帰らせる為の荒行事でもありますので、成長旺盛な夏場に行うと芝生傷めて反対に枯らしてしまう可能性があるのでこの時期は避けます。

 

良い時期は、春と秋に行うと良いです。

月で言えば、4,5,6月で間を空けて9、10月で行うと良いです。

芝生の成長の為のエアレーションの効果

エアレーションの効果は、行ったからといって急に芝生が生き生きしてくるという訳ではありません。

本当に徐々にでしか効果があらわれません。

芝生を長年維持していくと、いずれ地面は硬くなって行くものです。

地面が硬くなれば、芝生の成長を妨げるようになり、水はけも悪くなり、そして、いずれ徐々に芝生は弱って行きます。

また、芝生の病気、害虫の発生にも繋がって行きます。

そんな発生を防ぐため手入が、エアレーションなのです。

簡単に出来る作業で、凄く地味な作業です。でも、芝生の目土作業、芝生刈と同様に芝生を維持するために必要なさぎょうですので、是非、エアレーションを行い健康的な芝生を維持して行きましょう。


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