多肉植物の種類によっては放っておくと不格好に伸び放題になってしまう種類がありますよね。
この伸びた部分はカットしてきちんとお手入れしてあげることで見違えますよ^^
徒長とは
徒長とは植物がだらしなく伸びすぎてしまっている状態のことです。根元近くの葉っぱが落ちてしまい、ヤシの木のように間延びしてしまうことが多いようです。
もちろん、健康に育ってくれているというサインなので見た目がイマイチでも気にならないという人なら放置しても問題ありません。でもインテリアとしての見た目も大切にしたいですよね。徒長対策をすることによって多肉植物の健康状態を損なうことなく見た目も美しく維持できます。
徒長の原因
徒長の原因にはいくつかありますが、水をあげすぎていたり、風通しが良くない場所においていたり、また日当たりが良くない所に置いていることが多いようです。どれも栽培している人自身が見直せる要素ばかりなので、多肉植物が好む環境を選んで置いてあげることによって徒長を予防することもできます。
多肉植物はもともと乾燥を好む植物で、水やりは他の観葉植物と比べても極端に少なくてOKです。夏でも2か月に1度ぐらいの水やりで十分ですし、冬なら全く水をあげなくても枯れる心配はありません。それに、水が必要になると茎や葉が細くなったりシンナリしてくるので、そうした症状を見つけてから水やりをしても十分に間に合います。
徒長した時の対処法
徒長した場合には、伸びて見た目が悪くなってしまった部分をハサミでカットして増やすという対処法がオススメです。多肉植物の増やし方には葉挿しや挿し木、株分けなどいくつかの方法があるので、思い切ってカットし、種類ごとに可能な方法で増やしてあげると良いでしょう。徒長で長く伸びすぎてしまった茎は、ハサミでカットして挿し木をすれば増やせますが、その場合カットしたばかりの状態で土に入れると枯れる原因となるので、数日間は陰干しをして切り口がシッカリ乾いた状態になってから土に入れてあげることが必要です。また、増やした分を土に植えても、すぐに水はあげずに2週間は我慢したほうが良いでしょう。
徒長した多肉植物の切り戻し
長くだらしなく伸びてしまった多肉植物は、切り戻してあげることによって元の姿を再現することができます。
切り戻しをする際にはハサミで大胆にカットして問題ありません。ただ、カットした部分から病原菌が入り込まないようにしっかりと切り口を乾燥させてあげることが必要です。
多肉植物はどんどん増える
多肉植物の種類によって、カットした先端の部分を株分けするのは葉挿しするのか、それとも挿し木で増やすのかは異なります。適切な方法で増やせば多肉植物をどんどん増やすことができます。