初心者が作る簡単な目隠しウッドフェンスの作り方
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DIY初心者の僕はウッドフェンスを作る時にはまず道具や材料の選び方から迷いました。
ウッドフェンスの作り方と合わせて、初歩の初歩である材料についてもご紹介しますね。
ウッドフェンスのデザインと設計図作成
まず、どのようなものを作るかイメージをして、簡単な設計図を書いてみる必要があります。
何処の場所にどんな形で、どんな高さ・幅で、どんな色なんて、思い浮かべながらデザインしながらイラストを描いてみましょう。
それをもとに簡単に設計図を書いてみることが大事になります。
図面なんて難しいと思いの方もいると思いますが、プロが書くようなもので無くてOKです。
また、それが出来ないと材料を購入するにも予算も決まりません。
図面は、木材をカットしたり組み立てたりする時にも使用しますので制作する前に準備しておきましょう。
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ウッドフェンスを作る為に必要な資材と道具
- 基礎(コンクリートブロック)
- 支柱(アルミ製)
- 木材(SPF材)
- ドライモルタル
- 塗装(キシラデコール)
- 塗装(ラッカー薄め液)
- コースレットビス
- ボルト ・ナット・ワッシャー
- 道具(インパクトドライバー、チャック、鉄鋼キリ、木工キリ、水平器、メジャー、金型物差、クランプ、タコ糸、スコップ、はけ)
基礎や木材と支柱を購入する
図面が出来たら早速、材料を購入します。
僕の場合は、近くのホームセンターで購入しました。
ホームセンターには木材や塗装など分らない事も教えてくれますので気軽に聞いてアドバイスをしてもらえます。
また、決めている材料であればネット購入をすることも良いです。
お店より安いものもありますので検索して色々見てみることをお奨めいたします。
ウッドフェンスの基礎部
価格:823円 |
使用する材料・・・75角用コンクリートブロック
個数・・・2個
購入先・・・ホームセンター
金額・・・1,000円前後/個
基礎ブロックを固めるセメント
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使用する材料・・・インスタントセメントもしくはドライモルタル
使用量・・・20k(1袋)
購入先・・・ホームセンター
ポイント・・・手間はなく適度な水を入れて混ぜるだけでモルタルが出来ます。
ウッドフェンスの支柱
【目隠しフェンス】スタイルフェンス アルミ支柱[40角] 1251~1650mm 《専用カラー》 価格:5,040円 |
使用する材料・・・アルミ支柱。40㎜×40㎜。色は白
購入先・・・楽天市場ネット購入
金額・・・長さによって違いますが1本5,000円位です。
ポイント・・・購入先で支柱をカットしてくれます。今回は1300㎜。また、色も選べます。白の他には黒、茶、シルバーなどあります。
支柱選びはメンテナンスの点から選択
なぜ、アルミ支柱だったのか?
僕は、すでにウッドフェンスを3か所作成しています。
1本目は木のヒノキを使用して作成し、2本目以降は、腐ることがないようにと後々のメンテナンスを考えてアルミ支柱にしました。
購入の際は、どちらが良いか検討してみて下さい。
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→ウッドフェンスの寿命を伸ばす為のメンテナンス方法はこちらから
PFの木材に塗料のキシラデコールを塗装して何年もつのでしょうか。
色々な方の意見を拝見すると木材は何年も持たないなどのコメントを聞きます。
せっかく頑張ったDIYでの力作ですので、出来るだけ長く綺麗に保ちたいものです。
ウッドフェンス は、何年か経つと埃やコケなどで汚れが目立つようになります。
この汚れを落とすことが、木材を長持ちさせる為のメンテナンスです。
今回は、ウッドフェンスの汚れを落とす洗浄方法の仕方についてご紹介したいと思います。
フェンスの木材の材料
使用する材料・・・木材(SPF材)。
購入先・・・ホームセンター
ポイント・・・良い物を選べば沢山ありますが、SPF材選んだ理由はなんと言ってもコストパフォーマンスです。
木材を簡単にカットする方法
カットすることでの注意は、木材は長さが決まっているので、図面上でどのような長さにしたかによって、材料が変に余ったり、購入本数が増えてしまったりしてしまいます。
ですので出来るだけ材料が余らないような寸法で検討した方が良いでしょう。
防腐剤込の塗料
使用する材料・・・キシラデコール
購入先・・・ホームセンター
金額・・・約2300円/0.7ℓ
ポイント・・・木の感じを出したいのでオイルステンの染色塗りの塗料を選択しています。
塗料を安くする裏ワザ
今回購入したキシラデコールは、コスパとして安くはありません。
しかし、木材を安く抑えたので塗料は、防腐剤を含んでいる品質重視の材料を選びました。
ただ、このまま原液で使用すると、塗装代がかかってしまうので、裏ワザでラッカー薄目液を使用します。
キシラデコールにラッカー薄目液を混ぜながら使用して金コストを抑える工夫をします。
DIYでウッドフェンスの基礎を作る
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コンクリートブロックの設置の仕方
基礎はコンクリートブロックを使用します。
設置の仕方の手順は以下の通りです。
フェンスを建てる基礎部分に穴を掘る
コンクリートブロックの大きさが400㎜なので縦穴の深さを同じ400㎜位が理想です。
ただ、僕の掘った地盤にはコンクリート下地があって400㎜を掘ることができませんでした。
この場合、出来る限りのところまで掘ることとしました。
また、コンクリートブロックの幅が200㎜角あるので、その3倍の穴の広さは開けましょう。
下地に砂利をひいてその上にコンクリートブロックを載せる
今回作るウッドフェンスの幅は、約1300㎜で基礎部は2か所作ります。
フェンスの高さにもよりますが、基礎のピッチは約1000㎜間隔で1か所が基本と僕は考えています。
ですので今回の基礎は2か所作成としました。
設置時の水平をとるには、水平器を使って調整して行きます。
また、左右2か所のコンクリートブロックの平行も合わせなくてはなりません。
やり方は、2つのコンクリートブロック上に真っ直ぐな板を載せます。
その板の上に水平器を載せて、水平器のメモリが水平になるまで調整します。
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基礎を固めるモルタルの木枠を作成する
モルタルを流し込む前にコンクリートブロックの回りに木枠を設置します。
その後、型枠にモルタルを流し込みますが、型枠のポイントは、枠が動かないようにしっかり枠を固定することです。
モルタルを作り型枠に流し込む
型枠の固定後は、ドライモルタルという材料を使ってコンクリートブロックを固めます。
ドライモルタルの作り方は凄く簡単です。
バケツにドライモルタルの材料を入れ、適度に水を入れ混ぜながら水で硬さを調整します。
そのまま、型枠にモルタルを流し込みます。
固まるまでに最低1日は置くようにします。
DIYで塗装作業を行う
塗装下地を作る紙やすり作業
木材のSPF材を紙やすりを使いペーパーがけすることが塗装作業での最初の作業です。
紙やすりの品番は始め粗めの60番くらいから行い、仕上げで目が細かい150番で仕上げて行きます。
SPF材は購入時からそれなりに仕上がってる感がありますが、上手く塗装を仕上げる為に出来るだけやすりをかけて行きましょう。
僕の反省として、やすりかけは思った以上に大変なので、今後は、電動の機械を購入して作業を行うつもりです。
価格:2,511円 |
塗装を塗る前の準備作業
塗装する前に準備作業として以下のことをしておきます。
まず1つは、塗装を行う場合は、床が塗料で汚れます。
床を汚したくないのであれば、養生シートもしくは新聞紙を一面に敷くようにしましょう。
次に塗料を入れるバケツについてです。
普通塗料用のバケツを使用しますが、もしバケツがないのであれば、スーパーで果物などが入っているプラスチック容器で十分です。
塗装で失敗しないポイントです!
塗料を開けて直ぐ使う前に、十分に振ってから塗料を出すことが必要です。
思っている以上に塗料が下に沈んでいます。
とにかく良く振って混ぜましょう。
塗装の塗り方
塗装は、ハケ塗りとローラー塗りがあります。
今回は、ハケ塗で塗装をします。
塗装を上手にする方法。
①2度塗りで仕上げるようにすること(2度以上でもOKです)
②厚塗りをしないこと
③晴れている日に行う方が上手に塗れる
失敗しないポイント!
1度に一気に厚塗りをしないことです。
一気に塗るとむらが出てしまいます。
また、何度も繰り返し塗装を塗るのは綺麗に仕上がる為に必要なのですが、防腐処理効果の点からも、フェンスが傷まない為に2度以上することをお奨めいたします。
そして、2度塗りが終わりに近づいた時に
『本当はこんなに色が薄くないじゃない??』
と思って、もう1度塗料の容器を振ってみたら、やっぱり嫌な感がしたとおり、濃い本来の色が出てきました。
先ほど、失敗しないポイントとして紹介したにも関わらずやってしまいました。
こんな失敗をしないためにもとにかく缶を良く振って混ぜることをしましょう!
残念ですがもう1度塗装のやり直しです。
工程が大幅に遅れてしまい、お手伝いに僕の娘に登場してもらいました。
頑張れ娘!!
アルミ支柱を建てる
どんな工程も大事ですが、支柱は基礎同様重要な工程です。
曲がって立ててしまうと修正が効かないからです。
ここはいつも以上に慎重に設置して行きましょう。
建て方は、まず、アルミ支柱をコンクリートブロックの穴に差し込みます。
支柱を差した穴の左右の隙間は15㎜位はあります。
支柱を仮で建てる為に、その隙間に木材の木端や割り箸などを使って仮止めします。
微調整は水平器を使用し、正面と横からの水平を確認します。
次に建てた2本の支柱の間をスケールを使って上部と下部の幅を計り間隔を調整します。
調整が終わったところで、コンクリートブロックの隙間にモルタルを流し込みます。
モルタルを流し込むポイント!
支柱とコンクリートブロックの隙間にモルタルを流す時にモルタルが途中で詰まってしまうことがあります。
それを防止するために、割り箸を使ってモルタルを詰めて行きます。
モルタルがスカスカで終わってしまうとせっかく建てた支柱が倒れてしまうので十分注意して下さい。
最後の仕上げは、濡れたスポンジでコンクリートブロックの穴周辺を拭き取れば作業終了です。
目隠しフェンスの横板張りで組立てる
フェンスを取り付ける下地材の取り付け方
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いよいよ木工事の組立作業です。
僕的には、1番楽しみだった工程です。
横張りをする板を止める前に、下地材をアルミの支柱に取り付ける作業からです。
下地材の取り付けはボルトで止めます。
まず、下地の木材にボルトが入る穴を上下2か所、木工キリを使用て穴を開けます。
そして、クランプと言う工具を使用してアルミ支柱と下地木材を仮に固定しておきます。
固定が出来たら、鉄鋼キリを使いアルミ支柱に穴を開けます。
この時の穴のあけ方の注意は、太いキリを使って一気に穴を開けるのではなく、初め細いキリを使用して仮穴を開けてから、最後に太いキリで大きな穴を開けて貫通させます。
下地板とアルミ支柱に穴が開いたらボルトを通しナットで支柱と木材を固定します。
これでパネルの下地は出来上がりです。
ここでポイント!
下地材抜きで、直接横板をアルミ支柱にビス止めで取り付けることもできます。
ですが、長い目で見た時にフェンスを作り直そうとした場合に下地の木材を交換するだけで良いからです。
これは大きなメリットです。
横張りフェンス板を取り付ける
次は、下地材に横張りの木材を止めてい行きます。
下地材と横張りは上部から取り付けます。
下地材と横張りの木材を片方にクランプで固定します。
それをコースレットビスで止めます。
ここでポイント!
ビスを打つ場所はすべて同じ場所に打つことが見栄えを良くするコツです。
型紙を使用して2か所のビスをあらかた開けときます。
型紙を使うことですべて同じ場所に止めることができます。
もう一つのポイント!
ビスを打つ時に一度鉄鋼キリを使用して、仮穴をあけてからビスを止めることが良いと思います。
一気に止めても良いですが、無理に止めると木材が割れてしまうので注意して下さい。
その後、2段目の取り付けは、同様に繰り返します。
格子の間隔は、木材と木材の間に余った木材を挟み2段目以降の間隔を揃えて行きます。
寸法を測りながら取り付けて行くより、このやり方の方が間隔を一定にすることが出来て仕上がりがグット良く出来ます。
全て横張りの板を取り付ければウッドフェンスの出来上がりです。
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