イングリッシュガーデンが好きな男です(笑)
バラが咲き誇り、レンガの花壇があって小さく柔らかそうな草花が生い茂るような庭が好きです。
でも、現実問題イングリッシュガーデンを本気で目指したら、うちのような猫の額ほどの狭い庭ではただの雑草地帯になってしまいます。
そこで、なんとなく英国風に見えるようにパネルを白にしてみたり、庭の一部にレンガを敷いたりしてイングリッシュガーデン風な庭にしました。
植える植物を選ぶことで本来のイングリッシュガーデンではないかもしれないけれど、自然味あふれる可愛らしい庭が出来上がります。ポイントは主張の強い花は少なく、小ぶりで淡い花や柔らかそうなグリーンを多めに配置することです。
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イングリッシュガーデンとは
イングリッシュガーデンは基本的にはわざわざ郊外の草原にいかなくても、庭で自然を楽しむために作るものです。
だから、雑草や野の花が自然のままで生えているように作るものです。
英国では古くからガーデニングが盛んです。英国で始まったイングリッシュガーデンは、自然でナチュラルな庭園様式が特徴です。
自然界の草原や花畑をイメージして、自然で柔らかな雰囲気に仕上げ、あまり整えず、自然のまま植物を植えていきます。
→多年草と一年草でデザインするイングリッシュガーデン風の花壇の作り方はこちらから
イングリッシュガーデンを作るときのポイント
イングリッシュガーデンの特徴は、ナチュラルに見せることですから、あまりキチキチとせず、不規則に草花を植えます。また、草丈もあまり揃えず、丈の高い植物は奥へ、丈の低い植物は手前へ植えるようにし、奥行きを感じられるようにしましょう。
ただ、これを自分の家の庭でやるとただの荒れ放題の庭に見えることがほとんどです(笑)
意外と手を加えて自然のままの庭に見せるのは難しいんですよ。
そこでポイントです
イングリッシュガーデンに使われる草花を基本に使いつつ、アクセントになる花は咲かせよう!
メリハリがあると手入れがされている庭に見えます。花のない時期であれば、ガーデングッズなどから季節の小物などを選んで飾っておくと可愛らしい庭になりますよ^^
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イングリッシュガーデンに使われる植物
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バラ
イングリッシュガーデンの代名詞ともいえるのがバラの花です。
大輪、中輪、ミニバラ、つる性バラなどさまざまなスタイルやカラーのバラがあります。好みのタイプ一種類選ぶのもいいし、いろいろなバラを植えてローズガーデンにするのも華やかでいいですね。
バラには春咲き、秋咲き、春も秋も咲く四季咲きなど開花期も品種に寄って違うので開花時期をずらすと一年のうち庭に花が咲いている期間が長く保てます。
バラを育てようと考えている方はことらへ
→初心者におすすめ!バラを簡単に育てる為のアドバイス
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カンパニュラ
別名、釣鐘草(ツリガネソウ)と呼ばれる人気の花です。
名前の通り、小さなベル状の花を咲かせます。地植えはもちろん、ハンギングや鉢植えにも適しています。花色は、白、紫、青、ピンクなど。開花時期は5月~6月です。
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アガパンサス
草丈1mほどスッと伸びた茎の上に、花火のような形に花を咲かせます。インパクトがあるので群棲させるとお庭のポイントになります。(写真はアパガンサスのつぼみになります)
あまり手間がかからないので、ガーデニングビギナーさんでも枯らさずに育てられます。花色は水色、紫、白など。開花時期は6月~9月です。
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ツルニチニチソウ
つる性で地面を這うように伸びます。日本ではヒメツルニチニチソウの方が人気があるかもしれませんね。
トレリスなどに這わせても涼しげでステキです。花色は白、青、紫。開斑入りの葉など、カラーリーフとしても楽しめます。花期は3月~6月です。
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クリスマスローズ
生命力が強くとても丈夫な花です。彩りがさみしくなる冬のお庭をイングリッシュガーデンの雰囲気を壊さずに彩ってくれます。
花色はクリーム、ピンク、グリーン、黒、赤紫などがあります。開花期は12月~3月です。
クリスマスローズを育てようと考えている方はこちらへ
→多年草で人気のクリスマスローズの育て方 -
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クレマチス
クレマチスは、ギリシャ語で『つるの女王』という意味だそうです。
フェンスやオベリスクに絡みつかせるとつるバラと同じような見事なガーデニングになります。
バラとの相性も良く一緒にコラボさせると一層華やかなお庭になります。
クレマチスをを育てようと考えている方はこちらへ
→地植えで育てるクレマチス(テッセン)の育て方 -
イングリッシュガーデンの良い点悪い点
伝統的で美しいイングリッシュガーデンには趣があります。自然な雰囲気のお庭から癒しを得られるはずです。自分の庭で自然を感じられるのは何よりも良い点ですよね。
イングリッシュガーデンに向いているのは植えっぱなしにできる宿根草です。放っておいても毎年花を咲かせてくれて1年中楽しむことができます。デメリットは、ナチュラルであるがゆえにあまり手をかけず管理しないで放置しておくと、植物がワサワサと伸びてしまうことです。
きっちりと「手入れがされている状態」を感じさせない庭なために、枝や草が伸び放題になったことに気付きにくいんですよね。ちょっと怠けたいから気付かない振りをしているのもありますが(笑)
宿根草などを使ってもやっぱり綺麗な庭を保つためにはある程度の管理は必要です。
まずは、自分の好みのお花やグリーンの中から育てやすそうな花を選んで植えるところから始めてみましょう。
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