ハーブの代表!ラベンダーの育て方(地植えの場合)

ラベンダーの育て方



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ハーブの中で一番知っている植物はなんですか?と聞かれると。

多くの人が『ラベンダー』と答えるくらい、とても有名な植物の1つです。

また、もし自分がラベンダーを育てることを考えるとしたら、ハーブの仲間でだし、何か弱くて育てにくいなどのイメージを勝手にもってしまうのは僕だけでしょうか!

そんなラベンダーは、初心者向けで非常に育てやすく手間のかからない植物です。

春には、鮮やかな紫色とアロマにも使われるくらいリラックス出来る香りが漂ってきます。

 

我が家には、ハーブを5つ育ててます。その中の3つがラベンダーです。

今回紹介するラベンダーは、僕の1番のお気に入りです。

これから、ハーブを育てたいと思っている方には、ラベンダーはお奨めです。

ここでは、ハーブの代表であるラベンダーについて、初心者の方や育て方に疑問を持たれてる方に分りやすくご説明いたします。

ラベンダーの年間スケジュール

ラベンダーの年間スケジュール表


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ラベンダーを育てる年間スケジュールは表のような工程になります。

工程の中でもっとも大事な作業が剪定です。

何故剪定なのかと言うと、ラベンダーは、丈夫で育てやすいのですが、1つだけ苦手なことがあります。

それは、高温多湿に弱いと言うことです。

元々、ヨーロッパの地中海で育てられてた植物なので、日本のような湿度は苦手なのです。

特に、梅雨時期はラベンダーには過酷な条件になります。

その対策として、剪定が大事となり、剪定することで蒸れを防止することが大事と言うことです。

剪定時期を間違えず1年間育成して行きます。

ラベンダーの植える場所と育つ場所

ラベンダーは、手間のかからない植物と説明しましたが、手間をかけずに育てるには3つの条件があります。

 

  • それでは、一体何処な場所で育てるのが良いのでしょうか?

①日当たりが良いこと

②土は水はけの良いこと

③風通しが良い場所こと

以上の3つはラベンダーが好む場所になります。

日当たりは半日陰でも育たなくはないですが、もし水はけが悪いのであれば必ず土の改良はすべきです。

土の改良は、腐葉土と赤玉と川砂を5:3:2の割合で配合します。

また、今はラベンダー専用の土がホームセンターで購入できますので、そちらを使用するのも良いでしょう。

ラベンダーの開花

ラベンダーの開花



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ラベンダーの種類によって開花時期は異なりますが、我が家のラベンダーは5月~6月中に開花します。

品の良い紫の花が咲き、リラックス効果抜群の香りが庭中に漂ってきます。

開花後は、切り花にしたりドライフラワーにしたり、また、自分でアロマを作ることなどにも使用します。

ラベンダーの手入れ方法

ラベンダーの剪定時期と剪定する意味

ラベンダーの開花後の剪定



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  • ラベンダーの剪定時期はいつ行うのが良いのでしょうか?

それは、開花後です。

ついつい、花持ちが良いので花に見とれて枯れるまで楽しみたいところですが、開花後は、ラベンダーが苦手とする高温多湿の梅雨時期に入ります。

蒸れに弱い為、開花した後梅雨に向けて早めに剪定します。

また、苗自体開花で非常に栄養を使ってしまう為、夏場に向けてエネルギーを蓄える為にも早めに剪定しとく必要があります。

写真のラベンダーは今年僕が剪定前に撮った写真ですが、次期としては遅い状態です。

本来であればもっと早く剪定する必要があります。

ラベンダーの剪定方法

ラベンダーの剪定後



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  • 続いてラベンダーの剪定はどようにした方が良いのでしょうか?

結構ザクッとカットしてかまいません。

結構そんなにと思うくらい刈ってしまいます。

刈り方の手順は以下の通りです。

①花穂が付いている枝の20㎝位を刈り上げる。

②形を丸く刈りるように仕上げる。

③通気性を良くする為に枝や株元は間引きをする。

以上が剪定手順です。

ここでのポイントは、間引きをすることで通気性を良し蒸れによる対策を行います。

肥料の時期とやり方

ラベンダーの肥料やり

ラベンダーの肥料の種類は、有機肥料を使用します。

固形でも粉末でもどちらでも大丈夫です。

そして、肥料を撒く時期は、開花前の3月と開花後の6月の剪定後に行います。

特に開花後は、ラベンダーに負担がかかった為に、エネルギー補給として開花後の剪定し終わったと同時に行います。

 

肥料のやり方は、苗のまわりを掘り上げ、その掘り上げた場所に肥料を入れます。

 

矛盾しますが、僕は肥料を撒く回数について、ここ数年開花後の1度だけしか肥料を行っていません。

自分で2回と言っているのに違うじゃんと思われちゃいますが、一度だけの肥料撒きで、毎年丈夫に成長し綺麗な花を咲かせてくれてます。

何が言いたいかと言うとそのくらい手間をかけなくても大丈夫だということです。

元々、ラベンダーは痩せた土地でも良く育ちますので、過剰に肥料について考えることはありません。


ラベンダーの病気と害虫について

病気にもかかりにくいですが、なるとすればうどん粉病です。

葉と茎の表面が白く粉のような状態になります。白い部分が増えると光合成が出来ずに生育不良になったり、ひどい時は枯れてしまいます。

対策は、通気性が悪いことからうどん粉病を発生しますので、剪定して通気性を保つようにして下さい。

後、害虫ではアブラムシが寄生することがあるでしょう。

時期は4月から5月ぐらいです。

寄生するとアブラムシが発する液体が原因で、カビが発生しウィルス病が発症したりします。

見つけ次第殺虫剤で除去します。

ラベンダーの育て方のまとめ

初めにも話しをしましたが、ラベンダーを育てるのが難しいと思っていた方も、ここまでの説明で非常に手間のかからない植物だと分って頂けたと思います。

また、育てやすい利点だけでなく虫よけの作用を持ち合わせているので、他の植物と上手く組み合わせると害虫対策にもなるると思います。

 

それでは、ラベンダーを育てることでのまとめです。

日当たり、土が水はけ、風通しの良い場所に植える。

開花後は早めに剪定し、梅雨と夏に向けて蒸れ対策を行う。

以上が大事なことです。

 

そんな我が家では、工夫として軒下の乾燥した場所に植えて育てることにしています。

見事に軒下ということもあり土は乾燥しています。ちょっと乾燥しすぎで心配するくらいです。

それでも、水やりすることもなく元気に育っています。

ラベンダーは、環境に適合すれば、初心者でも手間もあまりせずに丈夫に育ってくれます。

ハーブには沢山の種類がありますが、是非ラベンダーは一度挑戦してみて下さいね。

ラベンダーの開花



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