芝生は手間のかかるグランドカバー

育てた芝生

芝生はグランドカバーの代表だと思いますが
『雑草が生えなくて最高だ!』と思っていませんか?そう言う方も多いと思いますが

 

実際は非常に手間がかかる植物です。とは言え、地面が丸出しで草取りをするよりは、芝生の方が全然楽ですし、何と言っても庭一面が芝生で覆われているのは、とっても素敵でおしゃれですよね。庭一面の芝生は感無量です。

そんな芝生を育てるコツは、根気と手間を惜しまないことが綺麗に育てる1番の条件だと僕自信思っています。

 

ここでは、芝生を張り終えて、これから育てて行く為に必要なための工程を紹介するサイトとなっています。

皆さんもお隣さんの芝生のように自分にお家も緑のジュータンのようにしてみませんか?

 

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芝生の刈込から草取りまで。お庭をきれいな芝生にする為の育て方

芝生の手入工程年間カレンダー

芝生の張り時から除草剤を使用するまでの工程をカレンダーにしてみました。

このカレンダーは、ここ数年実際僕が芝生を育てた結果を基に作成したものです。もしかしたら、自分の経験だけで作成したものなので若干他の人と違うところもあるかもしれません(笑)

芝生の手入れカレンダー

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芝生の成長期

高麗芝であれば4月から9月末位までが、成長期になります。この期間が、芝生にとって綺麗見える時であり、芝生を育てる時期で一番が手間がかかる時になります。

芝生を成長させるために必要な刈りこみ

芝生の刈りこみ時期と刈りこみの回数

芝生は5月あたりになると活発に成長し始めます。

5月から6月位は、月に2回刈りこめば十分だと思います。

刈りこみが増えるのは7月から9月の3ヶ月です。

この時期は、月に3回位刈りこみを行いましょう。単純に週1回行うのと同じになります。

かなり大変な作業です。

 

ただ、僕はここまで刈りこみをしていません。(笑)

だって、普通に考えてもこんなに刈る時間がないじゃないと思いません?!

僕自身は、月に何回刈るというより、芝生の成長具合を見て刈りこみをするか決めます。

それでも、十分芝生を管理できますが、管理するのと育てるとは違うことを肝に銘じて刈りこみ回数を決めましょう。

こまめに刈りこみをする意味

なぜ、刈りこみが大事なのでしょう?

キメが細かい芝生になる

②芝生が密になり雑草が生えにくくなる

③芝生の病気や害虫から守ることが出来る

④刈ることで成長を早め綺麗な芝生出来る

以上のことから芝生を刈ることが芝生を育てるということがわかりますね。



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刈りこみ作業の道具

刃の回転方法

道具にはロータリー式とリール式とバリカン式のタイプがあります。違いは、刃の回転方法が違います。

ロータリー式 地面に水平に回転するタイプ
リール式 らせん上に取り付けれた刃が回転するタイプ
バリカン式 上下に刃が1枚づつ付いていて交差しながら刈るタイプ

手動タイプと電動タイプ

簡単に言うとエンジンが人か機械かの差です。手動は器具を人が押して刃を回し、電動式は電気で刃を駆動させてることです。

 

選ぶ理由として、芝生の面積が広いか狭いかで手動にするか電動にするかで選びましょう。後は、コスト面です。当然電動式の方がコスト高になりますが、作業は非常に楽です。

また、電動タイプにも充電式とコードタイプに分かれます。これもコストに差があります。

これは、充電式の方が高いでようです。僕が使用しているのはコードタイプですが、今度買うなら充電式を購入すると思います。理由は、コードが邪魔で切ってしまいそうだからです。

金額は、家庭で使用する機械であれば、10000円~20000円以内でホームセンターなどで購入できます。

→芝刈り機のおすすめと種類についてはこちらへ

芝生の刈り方

芝生を刈ることでの注意点は、軸刈りをしないことです。

軸刈とは何か。

まず、芝生の根元に近い部分を生長点と言い、本来その生長点の上を刈るのが基本です。

反対に根元近い部分の生長点まで刈りこんでしまうことを軸刈り呼んでいます

このような刈り方をすると芝生が枯れる原因になってしまいますので、面倒だからと言って深くまで刈りこみしないよう注意し下さい。

 

しかし、そうは言っても刈る時間がなく芝生を伸ばしてしまうこともありますよね。

こうなるとどうなるか?

芝生は、伸びると本来根元付近にあるはずの生長点が高い位置に上がってしまい、軸刈りと同じことになってしまいます。

このような時は、一気に刈らずに無理せず何回かに分けて刈って行きましょう。

 

しかし、実際のところ僕自身一気に刈り込んでしまっています(笑)

今のところは問題もなく枯れることもありません。

 

でも、本来の刈りこみをする意味として、前書きにも書かせて頂きましたが、芝生の密度を上げ育てる為に必要な作業です。

出来るかぎりこまめな芝刈りをお奨めいたします。

芝生の刈り方

→芝刈り周期と刈り方についてはこちらへ



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サッチの処理

芝生を刈りこむと刈りかすが発生します。これを『サッチ』と言います。サッチをそのままにするとどうなるか?

①芝生の根元に蓄積され成長の邪魔をする。

密度の無い芝生になる。

③通気性が悪くなり病気になりやすくなる

こんなことが発生します。刈るだけでなく、刈ったら同様にサッチの処理をしましょう。

→芝生のサッチ処理の仕方はこちらへ

芝生のメンテナンス

芝生の境目の処理

芝生の成長期は、上に伸びるだけでなく当然横にも伸びて行きます。そこでやらなければいけないことが、芝生との境目の処理です。

庭として大きな視界で見たとき、境目が綺麗に処理されているお庭は、見た目がすっきりしていて、しっかり管理されてる感があります。刈るだけでなく境目のお手入れも行いましょう。

芝生の根止め値切りの仕方

→初心者が行う芝生の手入れ!手間を省く為の根止め作業の仕方はこちらへ

芝生の目土入れの役目

始め読み方がわからなかったのですが。『目土=めつち』と呼びます。皆さんはおわかりですよね(笑)。

目土は何のために行うのか?

①デコボコになった芝生を平らにする役目

境目を処理した時に土を入れる役目

新しい芝生の根を出やすくする

④芝生を張った時に目地に入れる為に入れる役目

このような役割をしています。育てる為には、何度もメンテナンスが必要です。僕が、実際行った目土の作業を参考にしてくださいね。

芝生の目土施工

→芝生に目土を入れる作業はこちらへ



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エーアレーションの役目(穴あけ)

エアレーションの役目とは何なのか?

野菜を植えて育てる時や花壇で花を植えて育てる時も土を耕してから植えると思います。

これはどうしてか。土に通気性と通水性を与え土に酸素を与える為です。

 

では、芝生に置き換えるとどうなってしまうのか?

芝生は育ってしまうと、耕すことができなくなってしまいます。それどころか、踏みつけてしまうことで土が硬く固まってしまいます。こうなると芝生は、成長しにくくなってしまいます。

それを防ぐために行うのが『エアレーション』です。

エアレーションてどうやるの?

いたって単純作業です。

専用の道具を使用し、芝生の上から穴を空けて行きます。これにより、土に酸素と水が行きとどくようになり、芝生の成長を進めてくれます。

また、その時に、芝生の根も切ることで根っこも再生する作用もあります。

芝生を育てる維持するには必要な作業です。

芝生のエアレーション

→エアレーションの作業方法はこちらへ

芝生の水やり

高麗芝の育て方を基本にご説明しておりますが、水やりについては、植えた時に水まきが必要なの時と、目土をした後にするくらいで、育てる間に、水やりを考える必要はないと思うくらい高麗芝は乾燥に強い植物です。

ただ、あえて水やりを行うのであれば、真夏の朝と夕方に行うくらいで良いと思います。後は、何日も雨が降らずに日照りが続いた時くらいで良いと思います。

芝生の水やり

芝生に生える雑草対策

まずは地味な草取り作業

グランドカバーである芝生ですが、残念ながら雑草も生えてきてしまいます。これをどうやって対処するか?答えは2パターンあります。

①草が生えたら手で抜く

②芝生専用の除草剤を撒く

この2つになります。芝生に生えてくる雑草の種類は色々あります。

放置しておくとあっという間に、雑草に覆われ芝生が負けてしまいます。地味ですがしっかり草を手で抜くことが一番大事です。

芝生の草取り作業

→芝生に生える雑草の種類と草の取り方と除草剤の使い方はこちらへ

専用の除草剤を撒く

芝生の面積が広くなると手で抜くにも限界が見えてきます。また、しつこい雑草であると手で抜ききれないことも出てきます。

それを防ぐには、芝生専用の除草剤を使用するしかありません。使用時は、直ぐには枯れませんが、1週間くらいで徐々に効果が表れて行きます。芝生の種類によって除草剤も変わりますので注意して下さい。

→芝生に生える雑草の種類と草の取り方と除草剤の使い方はこちらへ